令和2年度日本芸術院賞授賞者の決定について
日本芸術院(院長 高階秀爾)は,このたび令和2年度(第77回)の授賞者の選考を行い,
以下のとおり決定いたしました。
【第一部(美術)】
恩賜賞
日本芸術院賞 日本画 千住 博[63歳]
「瀧図」(平成30年高野山金剛峯寺襖絵完成記念 千住博展出品作)に対し
日本芸術院賞 工 芸 相武 常雄[71歳]
「2020の祈り」(令和2年改組新第7回日展出品作)に対し
【第三部(音楽・演劇・舞踊)】※五十音順
恩賜賞
日本芸術院賞 指揮・作曲 小林 研一郎[80歳]
長年にわたる音楽芸術文化全体に及ぶ,幅広く卓越した活動に対し
日本芸術院賞 歌舞伎 片岡 孝太郎(本名:片岡 康雄)[53歳]
近年の歌舞伎女方としての舞台成果,活躍に対し
日本芸術院賞 能 楽 観世 清和[61歳]
能「山姥 雪月花之舞」を始め近年の優れた舞台成果に対し
日本芸術院賞 舞 踊 西川 箕乃助(本名:西川 均)[61歳]
日本舞踊における古典の伝承,及び数多くの優れた舞台成果,特に「賤機帯」(令和2年)に対し
※年齢は報道発表日(令和3年3月18日)現在。